5章キングレオ驚愕!ドラクエ4弱小魔法使いブライがヒャダルコで大活躍

これはとある勇者一行が、デスピサロを倒す旅の物語。
(ドラクエ4 第5章)
弱いと有名なブライがヒャダルコで大活躍?
まさかのキングレオもびっくり!?
今日はそんなブライたちについて書いていきます。
それでは、ご覧ください。
はじめに紹介
まずはドラクエ4を知らない方のために、超ざっくり紹介します。
ドラクエ4は、1章から5章まで章が分割されていて、それぞれの仲間たちが主役となって冒険をしていきます。
それぞれに悲しい過去や出来事が起こりつつ物語を進め、5章でようやく勇者の元へと集結。
そして力を合わせ、魔王討伐へと動き出します。
更に、本シリーズでは敵の事情についても深く語られていきます。
これまでのRPGの「敵=全て悪いヤツ」という考え方が覆され、冒険を進めるうちに「ボスが可哀想」となる珍しいゲーム。
(人による。)
敵味方含め、今まで以上に心情を描いた素晴らしいゲームがドラクエ4なのです。
以上、説明おしまい!
それではここから、私が考える勇者&仲間たちの新たな一面についてお話していきます。
前回記事
こちらはキングレオ2戦(2回目)となっております。
1回目の戦いを読みたい方はこちらから。
ブライの憂鬱
ワシはブライ。
ドラクエ4のキャラの1人で、アリーナ姫の部下をやっている。
何?
姫やモンバーバラ姉妹と一緒に旅ができるなんて羨ましいって?
そんなことはない。
断じてありえない。
今日は姫やモンバーバラの小娘共に対するワシの苦労について語りたい。
復活のキングレオ
ここはキングレオ城。
5章でキングレオを倒した勇者たちは、和気あいあいと会話をしています。
「キングレオも大したこと無かったわね。
アタシのメラゾーマ5発で終了か~」
「つまらないわ。
アタシも戦いたかったのに。」
「アリーナ様が戦うなら私も。」
「ワシは嫌ですからな。」
やれやれ。
これだから戦闘狂の姫とバカクリフトは。
命からがら戦ったワシの気持ちも考えてほしいものですな。
「でもアリーナたちならレベル的にもちょうど良さそうね。
もう一度やってみる?」
「そんなことできるの?」
「簡単よ。
キングレオにザオラルかけたらいいじゃない。」
「姉さんのくせに、冴えてるぅ!」
なんだって?
そんなことしたら、ワシの苦労が水の泡ですぞ。
全く、なんてけしからん若者共だ!
「そっか。
じゃあ僧侶のクリフトの出番ね!」
「申し訳ございません姫。
私は未熟なため、上級魔法は覚えていないのです。」
「ほっほっほ。
バカクリフトはやっぱり使えませんな。」
「弱いクリフトなんて嫌いだわ。」
「そんな・・・。」
ふん、ざまあみろ。
お前なんて姫に嫌われてしまえ。
そしてワシはもう二度とキングレオなんかと戦わないですぞ!
「ザオラルならミネアが使えるから大丈夫よ。
ミネアお願い!」
「分かったわ。」
「ザオラル!
あーんど、ベホマ!
まさかのミネアが!?
僧侶でも無いのに強すぎるわい。
どこぞのバカと大違いですな!
でも頼むから辞めてくれですぞ。
ワシ、またあの怪物と戦うのですかな?
頭おかしいんですぞ!
「あれ、俺さっき殺られたような・・・」
「気のせいよ。
じゃあ、第2ラウンド行くわよ~」
「メンバーは?
今度こそアタシがやるわよ!」
「ワシはやりませぬからな!」
「アリーナがやるなら残りも決まりね。
勇者様、アリーナ、クリフト、それにブライよ!」
「だからワシやらないって!!」
やっぱり・・・。
どうせそうなると思ったわい。
なんでワシだけ二回も。
これだから姫の護衛は嫌なんだ!
ここからキングレオとの第二戦が始まる。
がんばれクリフト!
「突撃よっ
と・つ・げ・き~!!」
「姫、あまりむやみにツッコむものではありませぬぞ!」
「大丈夫よ!
って、あれ!?
キャー!!」
「あ~、不運にもキングレオのブレス×2。
これはやばいですぞ。」
「アリーナさまー!!
あたふた。あたふた。」
体力が低い味方は、1ターンに2回使われると死にかけるor死ぬ。
でも使われる可能性は低い。
「おいバカクリフト、姫にベホマじゃ!」
「覚えてないです。」
「なんだと?
まあ良い、じゃあベホイミじゃ。」
「それも覚えてないです。」
「なに?
ということはお前、僧侶のくせにホイミしか覚えていないのか?」
「はい・・・。」
「お前何年僧侶やっとるんじゃバカタレが!」
「(ファミコン発売日から)28年です。」
「たるんどるわ!
だから28年経っても姫と結婚できないんじゃ!」
「ごめんなさい。」
「もうホイミで良いから回復してくれ!」
「ホイミ!」
「ホイミ!」
「ホイミ!」
「ブライ様、回復が間に合いません!」
「何とかしろ!」
これだから嫌だったんだ。
チート級の強さを持つマーニャ&ミネアとならまだしも、バカクリフトはてんでお話にならない。
それに姫だってレベル上げしてないから未だ弱い。
レベルが低いから、得意の会心の一撃にも期待できない。
しかも勇者様だって青二才。
そんな状態でどうやって戦えば良いんだ。
全く、ワシの仕事が増えるわい。
ぶつぶつ。
アリーナが・・・
「おいバカクリフト!
お前ホイミ以外に何かできないのか?」
「え~と、え~と。
せめてのマホートン!」
「バカ野郎、マホトーンなんて使うんじゃない!
ギラを封じる分、ブレスの確率が増えるのですぞ!」
「す、すいません。」
やばいやばいやばい!
2回行動やばい!
ブレスやばい!
あのバカクリフトのせいで更にピンチになってしまった。
一番やばいブレスの確率上げるバカがどこにいるのやら。
キングレオには黙ってギラだけ使わせておけばいいものを・・・。
これだから若者は。
やれやれ。
スポンサーリンク
「もうダメ・・・。」
「ひめ~~!! ×2」
「おいバカクリフト、
お前のせいで姫がっ!
姫が~!!」
「もう終わりだ。
私が生きてる意味なんてないんだ。
ぶつぶつ。」
「おい、ぶつぶつ言ってないでワシを回復しろ!」
「姫がいない世界なんてっ
いっそのこと私も!」
「おい、早まるでないぞ!?
せめてワシを回復してから死んでくれ!」
これは本当にやばい。
姫を守れなかったなんて国王に知られたらどうなるやら・・・。
減給どころじゃない。
クビで済めばラッキー。
国外追放?
罰金?
牢屋送り?
考えただけで頭が痛い。
それにクリフトのバカも使い物にならなくなった。
あ、あいつはもともと使えないから別に良いか。
いてもいなくても対して変わらんからな。
さてどうしよう・・・。
まさかの展開
「もう見ておれん。
バカクリフト、ホイミで援護してくれ。」
「え?
まさかブライ様にキングレオが倒せるんですか?
「ワシを誰だと思っとる?
まあ見ておれ。」
「ブライ様、格好いい//」
「男に言われたくないわ!」
はぁ~。
もう人に頼ってられん。
ここはワシが本気を出してどうにかせねば。
こんなところで心中なんてありえないですぞ!
ここからブライまさかの活躍が始まります。
アリーナがいない分、得意のヒャダルコでボスの体力を削り、勇者様が攻撃するときにはルカニでサポート!
それに本当にどうしようもないピンチのときには、密かに持ち歩いていた薬草で自己回復までこなしています。
さすが熟練者!
伊達に歳をとっていません!
その後ブライの活躍によって、なんとキングレオをあと一歩のところまで追い詰めるのでした。
「じじいのくせに小賢しいやつだ!」
「うるさい!
お前のせいでワシの職と給料が!
この!この!この~~!!」
「人間の言っていることはさっぱり分からんな。」
「お前なんかに理解されたくないわ!」
「ヒャダルコ!」
「ヒャダルコ!」
「ヒャダルコ!」
「あ、MP足りない!」
「ヒャド!」
ブライはキングレオを倒した!
もう一度?
「ブライ、アナタ以外と強いわね~
平均レベル22が推奨なのに、平均15で倒すなんてビックリよ!」
「ふん、今頃見直しても遅いですぞ?」
「姉さん、これならブライとキングレオの一騎打ちとか面白そうじゃない?」
「確かに。
一生懸命レベル上げればいけそうね!」
「もうやりませんぞ。」
「とりあえずヒャダルコの習得は必須ね。」
「回復はどうする?
さすがに薬草だけだと厳しいわよ?」
「う~ん。そこが課題ね。」
「だからワシやらないって・・・。」
「でも戦略練るのは、とりあえず一対一でどうなるか観察してからね。」
「(キングレオに)ザオラル!」
「ワシの話を聞けーい!!」
「俺はキングレオ!
ん?じじい1人で来たのか?
まあ良い、勝負だ!!」
「だからやらないって~~!!」
ブライの3度目の戦いが始まる。
つづき
「ふう。
ようやくキングレオ戦が終わりましたわい。」
「よーし、次はバルザックとの連戦よ!
いくわよ、じい!」
「ワシはもう嫌ですぞ!」
次回、決戦バルザック!
ブライまたもや被害の巻。
5章シリーズ一覧
【それ以外のドラクエキャラ紹介】
それから、他のドラクエキャラ紹介を見たい方はこちらから。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
ぶらいかっこいい
そうです、ブライはカッコいいのです!