女子人気ゼロ!でもドラクエ6で一番かっこいい相棒その名は「ハッサン」

「大変だ!
 か、からだが勝手に!?」

「どうしたのハッサン?
 もしや魔物の幻術?」

「からだが勝手にトンカチを振ってしまうんだ!」

「なんだ、ただの職業病か。」

 

 

はじめに

この記事はドラクエ6リメイク(スマホ版)を元に書いています。

所々好き勝手書いているので、原作とは多少違うのであしからず。

 

ドラクエ6をやったことがない方も、昔やったけど内容忘れてしまったかも、ぜひ読んでやってください。

それでは、始まり始まり。

 

前回記事

こちらは前回記事の続きとなっております。

出世のために馬を捕まえたお話はこちらから。

 

あわせて読みたい!

 

ラーの鏡を探して

暴れ馬を捕まえたことで見事二人とも兵士に合格した勇者たちは、東にあるという『北東の関所』を抜け、奥地へと進んでいきます。

 

 

勇者
ハッサンって思ったよりも弱いんだね。
レベルも3だし、呪文も使えないし。
ハッサン
バカ野郎!
レベル5で『とびひざげり』を覚えるんだぞ。
それにもう少し進めば『せいけんづき』だって覚えるナイスガイだ!
勇者
でも今は足手まといだね。
ハッサン
足手まといてっ言うな!

 

 

ハッサンが仲間になった時、主人公のレベルはおそらく7前後。

それに対してハッサンはレベル3なので、少し頼りない。

 

だがしかし!

その後ハッサンはすくすくと成長し、(肉体面で)主人公をあっという間に追い抜きます。

『とびひざげり』『せいけんづき』も覚えるし、なんと『におうだち』まで。

 

ちなみに攻略本か何かで紹介されたこの絵は有名。

 

 

そして最近のハッサンはこちら。

 

 

仲間を全力で守るその姿に涙を流す人もいたとか。

その頼れる筋肉から繰り出される鉄壁の盾は、歴代ドラクエでも圧倒的ナンバーワンの安心感!

そこにシビれる憧れるぅ!

 

 

勇者
それに装備も貧弱だね。
僕なんてブーメランだよブーメラン!
ハッサン
俺は武道家だから良いんだ。
勇者
でもそれにしたって、、
『たけのやり』『かわのこしまき』『かわのたて』は酷いよ。

 

 

ハッサンの初期装備は随分と酷い。

それにしても強いってんだから驚きです。

でもまあ、歴代の武道家は装備が貧弱なのが普通なので、特に気にはなりません。

(ハッサンは戦士の血も引いているのか、剣とか鎧を普通に装備できます。)

 

 

それからもう1つ。

ハッサンの代名詞でもある『かわのこしまき』ですが、かっこよさが「-20」なのも有名。

これのせいで、ハッサン加入時のかっこよさが「0」なのが逆に良い。

見てくれにこだわらないハッサンだからこそ、新にかっこいい男と言えるのです。

どっかの青いやつとは違います。

 

 

勇者
ねえハッサン。
ハッサン
どうした?
勇者
みんなへの説明も終わったし、そろそろ今日の物語を進めようよ?
ハッサン
おう。

 

教会

「ねえ、あそこに教会があるから休んでいこうよ。」

「そうだな。
 何か旅の手がかりでも分かるかもしれねぇ。」

 

二人は教会に入ります。

そして中にいる人に話を聞いてみると??

 

「おじさん、どこから来たの?」

「ちょっと南の方からね。」

「南には何かあった?」

「ガンコおやじの住む小屋が一軒だけだ。」

「ガンコどり?
 あいつ結構かわいいよね。」

 

 

「鳥じゃない、オヤジだ。
 ガンコなオ・ヤ・ジ!」

「なんだ、ただのオヤジか、、」

 

 

「ねえハッサン、これから行くあてもないし、オヤジの面でも拝みに行きますか。」

「そうするか。」

 

二人は親父が住む小屋へと向かっていく。

 

ガンコおやじの小屋

小屋に着くと、早速オヤジに話しかける。

 

「オッス!」

「なんだお前は。
 ここは俺の家だ。」

「それは違うよ。
 君の家も僕の家だよ。」

「とんだジャイアン野郎だな。」

「まあ勇者だからね。
 人様のものを貰ってもいいと言う特権があるんだよ。」

 

 

「そんなことより聞きたいことがあるんだけど?」

「その前に俺の頼みを聞いてもらう。」

 

 

「何するの?」

「簡単簡単。
 ちょっとした大工仕事だ。」

「なんだって?
 この武道家の俺様がそんなことをするわけがないだろう?」

「まあまあ。」

「俺は絶対にやらない。
 死んでもやらないからな?
 フリじゃないからな?」

「しょうがない。
 僕だけが手伝うしかなさそうだね。」

 

 

こうして、勇者ときこりらしきオヤジの大工仕事が始まる。

 

 

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大工の才能

「ここに建てればいいんだね。」

 

 

「手順が曖昧すぎてサッパリだよ。」

 

 

このガンコおやじ、小屋を建てるとは言うものの、肝心な作り方が分かりません。

そして時間だけが過ぎていく中、一人のナイスガイが動き出すのです。

 

「ええい、見てられねえ!
 ちょっとそこをどけ!」

「不器用にしか見えないハッサンに小屋なんて建てられるの?」

「か、からだが勝手にトンカチを振ってしまうんだ!」

 

するとハッサンは、超素早い動きでトンカチを叩いていく。

トンテンカン♪

トンテンカン♪

テレテレッテッテテー♪

立派な小屋が完成した!

 

 

「す、凄いよハッサン!
 かっこいい!
 今まで筋肉くんとか役に立たないとか言ってごめんね?」

「分かればいい。」

「こんなに役に立つ相棒は、僕の祖先(ドラクエ1まで)を遡ってもいなかった!
 それに未来にもいない!
 真っ先に死んじゃうザオリク役、タネ泥棒なんかとは大違いだ!」

「そんなに褒めるなって。」

「いや、今日だけは言わせて欲しい。
 僕はこんなに感動したのは人生で初めてだ!」

 

 

ハッサンは戦闘だけではなく、日常業務もお手の物。

小さな小屋とはいえ、一つの家をなんとたった1分足らずで作り出してしまいます。

これぞ勇者の「真の相棒」と言っても過言ではない存在。

それがハッサンであり、歴代一かっこいい男たる所以なのです。

 

ちなみにハッサンの大工姿を収めた動画はこちら。

 

ダーマ神殿

「今度はこっちの質問に答えてもらうよ?」

「どんとこい。」

「ラーの鏡って知ってる?」

「ダーマ神殿なら知っているぞ。」

 

 

「ちょっと1発ぶん殴ってやるか。」

 

 

「やめろやめろ。
 だって似てるじゃないか!」

 

 

「どの辺が?」

 

 

勇者たちは使えないガンコおやじに別れを告げ、ダーマ神殿があると言われる東の抜け道へと進みます。

 

「何してるんだ?」

「ここに抜け道があるのは分かるんだけど、調べるボタンってどうするの?」

「あー、スマホ版だと操作が難しいのか。」

「できた!
 2連続でタップしたら見つかったよ!」

 

 

勇者はスマホ版の操作に苦しむものの、ぬけ道を進んでいきます。

 

 

そしていつぞやのように崖から飛び降り、下の世界へと旅立つのでした。

 

 

おしまい。

 

どうでもいいようでよくない補足

ハッサンってなんで大工仕事ができるの??

どんな設定だっけ??

という方のために補足です。

 

ただ、ここからはだいぶ先の話になるので、ネタバレ含みます。

なのでもし、このブログを読んでいる&ドラクエ6の続きが知らない方は、ここで閉じるボタンを!

 

 

ハッサンはもともと大工の息子。

しかし家業を継ぐのが嫌で実家を飛び出してしまいます。

そしてかくかくしかじか(途中省略)で勇者と出会い、ムドー討伐に向け意気投合しました。

 

しかし、勇者とミレーユと一緒に下の世界(現実世界)でムドーに挑むものの、あえなく敗退(ゲームオープニング)。

そして精神と肉体が分離され、精神だけが上の世界(夢の世界)へと飛ばされてしまうのです。

ちなみに肉体は下の世界で石化中。

 

上の世界に飛ばされた精神だけのハッサンは、過去の記憶を忘れて武道家をしています。

きっと心の片隅で、強い男に憧れていたはず。

その後レイドックの兵士に志願し、勇者と出会ったのでした。

(この時点では二人とも昔の記憶がなく、初対面だと思っている。)

 

 

さらにさらに!

この後のムドー戦の前に一大イベントが起こります。

精神だけのハッサンと石化中のハッサンが出会い、1つになりました。

すると本来の自分を取り戻し、心身ともに強くなるのです。

 

強敵ムドーを前にしてパワーアップするハッサン。

しかも強い武器(炎の爪)もこの段階で入手したハッサン。

これではまさに主人公みたいじゃないか!

この辺もハッサンが昔から愛されている理由の一つなのです。

ハッサン、やっぱり一番かっこいいぞ!

 

以上、みんなが愛するハッサンの解説でした。

 

編集後記

勇者
ねえハッサン。
ハッサン
どうした?
勇者
ハッサンって人気ナンバーワンだと思ってたけど、女子には人気ないらしいよ。
ハッサン
え、そうなの?

 

つづき

次回、またもや透明に!?

そして怪しいグランマーズにゴネたお話はこちらから。

 

あわせて読みたい!

 

 

ムドー討伐まで一覧

 

他のドラクエキャラ紹介を見たい方はこちらから。

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プロフィール

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すぐ調子に乗るのが特徴で、このブログの管理人。

今は2つの世界(ドラクエ6・サマナーズウォー)を旅して回っている。

そのうち世界を救うらしい。
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