世界を救った勇者の最後~ドラクエ4エンディングで見たシンシアの幻~

「デスピサロの討伐感謝する。
 では勇者よ、お前もこの天空城で暮らさぬか?」

 

僕はその問いかけに対し首を横に振る。

確かに天空人の血は引いていても、生まれ育ったのは地上だ。

ここは僕の住むべき場所じゃない。

 

「ではさらばだ。」

 

僕たちは気球に乗り込む。

そして仲間たちを送り届けるため、各々の故郷に向かって進み出す。


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お別れ

「もうすぐお別れの時間だね。」

「勇者も元気に過ごすのよ。」

「たまには遊びに来てよね。」

 

そんな感じで一人一人に挨拶をすませる。

寂しいけど皆ともお別れだ。

 

 

 

 

気球は進む。

北西に向かってドンドンと。

 

アリーナたちはサントハイムに到着すると、行方不明だった城のみんなが戻っている。

アリーナは嬉しそう。

もちろんクリフトも、そしてあの毒舌だったブライでさえも。

 

 

気球は進む。

西に向かってドンドンと。

 

ライアンはバトランド城に戻ると王さまからねぎらいの言葉が。

背後では同僚の戦士たちが尊敬の眼差しを向けている。

そしてライアンは戦士たちの列の一番前に並んだ。

きっと出世したんだろうな。

 

 

気球は進む。

西に向かってドンドンと。

 

エンドールではトルネコの家族が出迎える。

トルネコの息子は嬉しさのあまりにトルネコの周りをグルグルと走り回る。

トルネコは息子をつかまえると抱きかかえ、空に向かって何度も何度も高い高いしている。

それを妻のネネが後ろから見て優しく微笑む。

幸せそうな家族。

少しだけ羨ましい。

 

 

気球は進む。

南西に向かてドンドンと。

 

コーミズではマーニャとミネアが父親の墓参り。

あのマーニャでさえ涙ぐんでいる。

愛犬のペスタも久しぶりに会えたからか、しっぽを一生懸命振って嬉しさを表現している。

 

 

気球は進む。

南へ向かってドンドンと。

 

次はモンバーバラの劇団に。

劇団では姉妹仲良く劇をしている。

ミネアは占い師を辞めたのだろうか?

しかし楽しそうに劇をする二人を見ていると、もう大丈夫そう。

仕事中の二人を背に1人劇場を去ってゆく。

 

 

気球は進む。

南東に向かってドンドンと。

 

故郷に戻ると1人。

仲間はもういない。

淡い期待を持って周りを見渡して見ても、村人も帰って来ない。

そう都合よく生き返ったりなんてしないか。

疲れたな、少しだけ休もう。

 

シンシアのお墓の前に行って鎧や兜を脱ぐ。

そしてようやく寂しさを実感する。

みんなには家族や仲間がいる。

でも僕には誰もいない。

体中の力が抜ける。

 

膝を着くと目の前が真っ暗になる。

絶望にうちひしがれたそのとき、辺り一面に突然花が咲く。

すると目の前には愛しいシンシアが天から舞い降りたではないか。

にっこりと微笑んだその笑顔は僕の知っている君の笑顔だ。

夢でも見ているのであろうか?

それともマスタードラゴンのおかげ?

いや、今はどちらでもいい。

それよりも伝えたいことがたくさんあるんだ。

これまでの旅のこと。

たくさんの仲間に出会ったこと。

復讐を果たせたこと。

実は自分が天空人の血を引いた勇者であったこと。

世界を救ったこと。

それから・・・

どれから話そうか悩む。

 

するとシンシアが一言。

「私は大丈夫だからもう行って。」

でも僕はもう1人。

この村を出ても行くところはない。

お願いだからもう独りにしないでよ。

「何言ってるのよ。
 あなたにはもう素敵な仲間がこんなにいるでしょ?」

仲間?

「そうよ。
 ほら、後ろを振り返ってごらん?」

 

後ろにはかつての仲間が集結している。

一度別れたはずなのに、みんな戻ってきてくれたんだ。

僕は重い荷物を背負う。

そしてシンシアに一言だけお礼を言って、仲間のもとへと駆けつける。

 

勇者の冒険はまだ終わっていない。

 

編集後記

編集後記って一度書いてみたかったんですよね笑 ←いきなり雰囲気ぶち壊し。

 

まだ6章残ってますが、ひとまずドラクエ4も完結しました。

せっかくなので、感想とか思いをつらつらと書き綴っていきたいと思います。

 

このゲームをクリアしたのは約10年ぶり。

前にクリアしたときは小~中学生くらいだったので、はっきり言って内容も曖昧でした。

それに当時は幼すぎて理解できなかった部分もあるので、今回ゲームをやり直すことで違う気付き・解釈もできるようになりました。

このゲームってこんなに深い話だったんだな~と実感させられます。

たぶん数年後にやるとまた違う気づきがあるかもしれないので、定期的にやりたいと思います。 ←まだやるのかよ!!

 

エンディングについて

感想を細かく書いていくとキリがないので、とりあえずエンディング部分にだけ注目していきます。

今回のエンディングには解釈がいくつかあります。

普通にシンシアが生き返ってハッピーエンド。

ただの夢や幻だった。

勇者が度重なるストレスで精神崩壊した。

などなど。

まあここでその話を議論するつもりはないのですが、私としてはシンシアは『幻』だったんじゃないかなーと。

そして勇者がストレスで精神崩壊する一歩手前のところで仲間が駆けつけて、勇者が復活したんじゃないかと思ってます。

 

デスピサロとの決戦に向けてだんだんおかしくなっていく勇者。

それに気づきながらも、どうしようもない仲間たち。

デスピサロ討伐後に一度は自分たちの町に戻ったものの、やっぱり勇者のことを独りにしておけなくて駆けつけた。

駆けつけてビックリ。

なんだ、お前たち(他の仲間)も全員揃ってるじゃんか!

やっぱり皆勇者が心配だったんだな!

そんな感じの話だと思ってます。

仲間って素晴らしい。 ←ちょっとだけ涙

 

そしてこの話の後、第6章へと物語が続いていきます。

その辺の話もボチボチ書いていくので、読んでもらえると嬉しいです。

 

それでは!

 

 

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参考:動画・写真

天空城への移住を頑なに断る勇者。

 

 

勇者の母親らしい人。

罪悪感のため、最後まで母親であることを打ち明けられなかった。

 

 

仲間を送り届けたあとに故郷で一人。

周りを見ても誰もいない。

 

 

ここはシンシアが息絶えた場所。

中心を調べると、はねぼうしが落ちている。

 

 

装備を外してガックリと膝を落とす。

そして辺りは暗くなる。

 

 

突然咲き出す花。

 

 

目の前に現れたシンシア。

復活?それとも幻?

 

 

抱きしめ合う二人。

 

 

最後にはかつての仲間が集結。

ここから6章の物語が始まる。

そんなものより動画を見せろ!

ここまで読んでくれた方は、もう一度動画が見たい!

となったはず。

その気持分かります。

私は今日だけで5回は見ましたから。 ←見すぎ

 

 

ということで動画を張っておきます。

私が撮ったわけではないですが、どなたかユーチューブにアップしてくれていました。

 

5章シリーズ一覧

 

【それ以外のドラクエキャラ紹介】
それから、他のドラクエキャラ紹介を見たい方はこちらから。


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