ドラクエ4伝説の1つ クリフトがザラキを唱え続けたどうでも良い理由

ザラキ。

それは相手の息の根を一瞬で止めることができる、極めて殺傷力が高い魔法。

なんと体内の血液を凝固させて死滅させるのだ。

しかもドラクエ4の世界においては完全耐性を持つ敵も少なく、道中ではかなり役立つ呪文である。

今日はそんな恐ろしい魔法の解説と、それを誰よりも使いこなした人物について迫っていく。

 

ザラキの使い道

皆さんは使ったことがあるだろうか?

禁断の魔法、ザラキを。

 

マーニャ
いやないわよ。
一般人は禁断の魔法どころかホイミすら使えないわよ!

 

これは様々なところで役に立つ。

例えばキッチン。

そこには奴が住み着いている。

水や食べ物があるその場所は奴にとってオアシス。

しかも1匹見つければ100匹はいるとさえ言われている。

そう、ゴキちゃんである。

 

そんな時にザラキがあればどうだろう?

どんなに素早く動くゴキブリも潰さずに、かつ一度に大量に倒すことができる。

まさにうってつけ。

これほどまでに最適な使い道はない。

ぜひ使ってみてほしい。

 

マーニャ
だから一般人はザラキなんて使えないわよ!
それにそんなくだらないことのためにMP無駄遣いするんじゃないの!

 

ザラキを愛する者たち

次はザラキを愛する者達を紹介する。

先ずザラキをこよなく愛する者をザラキスト。

更にザラキが好きな人々が集まったザラキ協会、ザラキNPO法人なんかも設立された。

確かな情報筋から仕入れた噂によれば、そこらの宗教一派よりも強い影響力があると聞く。

※そんな団体ありません。

 

そんな人々に愛され続けたザラキだが、その中でも一際ザラキを愛する者がいる。

その男はかの有名なドラクエ2のブリザード、各種ナンバリングに登場するミミックをも押しのけ、堂々たる不動の一位を勝ち取ったツワモノだ。

 

まさにザラキ界のキング。

キングオブザラキである。

 

マーニャ
ねえ、これまだ続くの?
馬鹿らしいからもうやめなさいよ。

 

ザラキを世界一愛した男

彼の名はクリフト。

サントハイムの姫に仕える一人の神官である。

 

神官?

僧侶のくせに生物を殺めるとは何事だ!

と言いたくなるところだが、そこはクリフトなので致し方がない。

許してやってほしい。

 

その彼の凄いところはザラキにひたむきなところだ。

ザラキに失敗してもめげず、しかも挫けない。

何度だって声高らかに唱え続けたのである。

それに相手にザラキ耐性があろうがなかろうがお構いなし。

ボスにさえ果敢に唱える始末である。

かつてここまでザラキを信頼し、ザラキを使いこなした者が他にいるであろうか?

少なくとも私は知らない。

 

クリフトがザラキを唱え続けた歴史

マーニャ
ようやく長い前置きが終わったわね。
ミネア
ここからは私たちが解説していくわよ。
マーニャ
ねえ、クリフトはザラキばっかり使ってるけど他に何も使えなかったの?
ミネア
ザキも使えるわよ。
マーニャ
いや、そういうことじゃなくて。
ミネア
イオナズンとメラゾーマしか使わない姉さんだって変わらないじゃないの。

 

 

クリフトはザラキ以外にも回復呪文などを使えた。

しかし、かたくなにザラキばかりを唱え続けた理由が諸説ある。

  1. AIがバカだった説
  2. AIが学習していく様をプレイヤーに体験させる説

 

この2つが一般的であろう。

だが、はたして本当にそうなのか?

実は隠された意図があったのではなかろうか?

まずはクリフトの歴史を遡りながら復習していく。

 

ファミコン版

ファミコン版でのザラキはAIが学習していくタイプであった。

最初は無駄にザラキばかり唱えるが、クリフトはだんだんとザラキが効かない相手を認識していく。

旅を通して身体面だけではなく、知識・経験も身につけていくのである。

無駄にリアルな設定だが、誰得なのであろうか?

 

しかし、ボスにおいてはうまくいかない。

雑魚敵ならば何度も戦うから関係ないにしろ、ボスは基本的に1度しか戦わないからである。

だからクリフトが学習する前に戦闘が終わってしまうのだ。

それにもし仮に学習したとしても、形状変化するたびに学習もやり直し。

完璧に学習させたいならば、一度全滅するか、勇者のアストロンでターンを重ねる必要があった。

そこまでして学習させる必要があるかは謎だが・・・。

 

プレステ版

プレステ版では、学習タイプからランダム方式に変更した。

1/4でザラキを唱えるのである。

この仕様変更はクリフトザラキがネット上で話題になり、ネタにされたため公式設定として採用された。

全くなんてことをしてくれたんだ。

学習できない分、ファミコン版よりもタチが悪くなってしまったではないか。

 

え、プレステ版以降は『めいれいさせろ』があるだろって?

面倒だからそれは駄目だ。

 

DS版以降

DS版以降はランダム方式はなくなったが、それでもザラキが効かない相手に対しても唱えるように。

あのブライでさえも分別してヒャダルコを使うというのに、なんとおバカなんだろう。

ドラクエ4で一番賢さが高いくせに、なぜその知能を活かせなかったのか不思議でならない。

 

 

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対策方法

マーニャ
ねえ、ザラキを使わせない方法はなかったの?
ミネア
そんなの簡単よ。
クリフトを馬車に送ればいいのよ。
マーニャ
・・・。
間違ってはないけども、そんなこと言うんじゃないわよ。

 

 

プレステ版以降では『めいれいさせろ』が導入したことにより、ザラキ問題はめでたく解決された。

しかし、ファミコン版は違う。

『めいれいさせろ』がないため、それ以外の手段で対策を取る必要があった。

いくつか例を紹介する。

持ち物対策

マーニャ
ねえクリフト、この炎の爪を持ちなさい。
クリフト
はい。
マーニャ
天罰の杖も持ちなさい。
クリフト
はい。
マーニャ
それとアタシのカバンも持ちなさい。
クリフト
それは嫌ですよ。

 

 

ザラキは攻撃呪文に分類されるのだが、クリフトは他に攻撃呪文がない。

だから必然とザラキを使う確率も高くなるのだ。

 

そのため、攻撃呪文の幅を増やすことで少しだけ対策することができる。

例えば炎の爪など。

これらのザラキ以外の選択肢をを持たせておくと、その分ザラキを使う確率も減るのである。

いろいろやろうぜ

マーニャ
ねえクリフト、色々やってよ。
クリフト
分かりました。
ザキ!
ザラキ!
ザラキーマ!
マーニャ
そういう意味じゃないわよ、このバカちんが!

 

 

クリフトは先程の「使う」だけで効果のあるアイテムを持たせ、さらに『いろいろやろうぜ』にした場合、ネタにされるほどザラキは使わない。

しかし、それでもザラキばかり唱え続け、使い物にならなかった人もいたとか。

作戦を無視するとは、クリフトもなかなか反抗期だったようだ。

いのちだいじに

マーニャ
ねえクリフト、そろそろ回復して。
クリフト
わかりました。
(アリーナに)ベホマ!
マーニャ
そっちじゃないわよ!

 

 

クリストを『いのちだいじに』にすると、ちゃんと回復してくれる。

だがしかし!

クリフトのアリーナ好きがネタにされて公式設定となったため、クリフトはアリーナ優先で体力回復するように。

リメイクする度にその行動が顕著になったらしい。

たとえ瀕死の仲間がいたとしてもアリーナ優先でベホマを使うので、この作戦はお勧めはできない。

ベホマズンを覚えていれば別かもしれないが・・・。

呪文使うな

マーニャ
よしクリフト、呪文を使わずに戦いなさい。
ミネア
姉さん、呪文の使えないクリフトなんてゴミ以下よ。
マーニャ
そうだったわね。

 

 

『じゅもんつかうな』を選択した場合、さすがのクリフトでもザラキは使えない。

しかし、ザラキもベホマもザオリクもないクリフトなんてブライ以下。

スタメンにする必要もなくなるので意味がない。

お勧めはしない。

めいれいさせろ

マーニャ
『めいれいさせろ』なら大丈夫でしょ。
クリフト、アンタは今からアタシの下僕よ。
ちゃんとアタシの言うことを聞いて、ザラキ以外を使いなさい。
クリフト
クリフトはザラキを使いたそうにマーニャを見ている。

 

 

プレステ版以降、これが一番確実。

それでも画面の向こうからザラキを使いたいという気持ちがひしひしと伝わってくると感じているのは私だけではないはず。

ここは心を鬼にして我慢させるのだ。

 

隠された真実

マーニャ
ねえ、アンタなんでそんなにザラキにこだわるのよ。
クリフト
それは谷よりも深い理由があるのです。

 

 

ここからクリフトの回想が始まる。

 

クリフトはいつも考えていた。

どうすればアリーナ様を守れるかということを。

アリーナ様はいつも魔物に向かって突っ走る。

一国の姫だというのに少しは躊躇してほしい。

しかしそんな私の気持ちとは裏腹に、アリーナ様はいつもいつも危険と隣り合わせの戦いをして傷ついて帰ってくるのだ。

私にできるのはホイミで傷を治してあげることだけ。

傷ついた『後』にしか、アリーナ様を助けてあげることができない。

ああ、私は何て役立たずなのであろう。

 

しかしそんな時、私は偶然ザキを覚えた。

初めは訳も分からずそれを唱えてみると、相手が一瞬で倒れてしまったではないか。

初めてだった。

初めてアリーナ様が傷つく『前』に倒すことができたのだ。

嬉しかった。

これがあれば、もうアリーナ様は傷つかないし危険な目にも合わない。

怪我する前に、私がこのザキですべて仕留めてやるのだ。

それが私の本当の使命だと感じた。

 

それからというもの、私は出会い頭にザキを使うように。

いつしかそれはザラキになり、作品を越えてザラキーマまで使えるようになった。

効かない相手もいるけれど、それでも唱えないよりはマシだ。

私にはこれしか攻撃手段がない。

だから今日も唱えるのである。

少しでもアリーナ様が傷つく可能性を減らすために。

 

 

最後に

この記事は、いつものごとく80%の真実と20%のジョークで構成されています。

お間違いのないようご注意を!

 

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