もう一人の本体は何処へ?ミレーユは実体で合体する必要なかった説

ドラクエ6ヒロイン候補の一人であるミレーユ。
謎多き魅惑の美女として有名ですが、もう一人の本体はどこにあるんだろう?
いつ合体したの?
という疑問もあるはず。
今日は30年越しにその謎に迫ります。
はじめに
まずは公式設定についてサラッと紹介。
オープニングでムドーに破れた主人公・ハッサン・ミレーユ(あとついでにファルシオン)は、肉体と精神とを分離させられます。
精神はデスタムーアが作り出した、もう一つの世界である『夢の世界』へ。
(通称、上の世界)
肉体は現実世界のどこかへ飛ばされてしまいます。
(通称、下の世界)
その後ハッサンは、ムドーとの再戦前に石像となってしまった本体を見つけて合体。
ここで武道家の究極奥義、『正拳突き』を習得します。
一方で主人公は多少のアクシデントがあったものの、それでも無事合体。
(肉体と精神が離れ離れの期間が長すぎて、それぞれが自我を持ってしまった。)
勇者しか使えないと言われる雷魔法、『ライデイン』を習得したのでした。
じゃあミレーユは?
いつ合体したのさ?
そう思ったプレーヤーもいたはず。
ただゲーム中に出てくる発言や村人などの会話をしっかりと聞いていると、ミレーユが主人公たちと合流する前に既に合体していた!
という事が分かります。
たしかミレーユ自身もそう発言していたはず。
だがしかし!
これでは今日のお話が終わってしまうし、それじゃああんまりだ!
なのでこの公式設定を度外視して考えていきます。
もしミレーユの肉体と精神が分離していたとしたら矛盾する
怪しいな~
私は考えました。
もしミレーユの肉体と精神が分離していた場合、ある矛盾が生じるのではないか、と。
まず主人公とハッサンがミレーユと出会うまでの間に、ミレーユは様々なことをしなければいけません。
- 村や町から出て冒険に出る(ドラクエの世界では基本的に用がなければ外に出ない)
- 大穴(幻の大地)を見つける
- 偶然落ちるか自ら穴に飛び込む
- グランマーズに出会う
- 旅に出て本体を見つける
- 本体と合体後、グランマーズに戻って主人公たちが来るのを待つ
普通ここまでできる?
主人公とハッサンは多少回り道していたものの、それでも短時間の間にミレーユ一人でここまで進捗できるとは思えません。
それにミレーユとグランマーズはかなり仲が良さげ。
ずっと一緒にいたとも感じ取れます。
つまり私の言いたいことは1つです。
ミレーユは『何らかの理由で』分離していない。
ムドー城から飛ばされた後、ミレーユだけが分離もしなければ合体もせずに主人公たちを待ち続けていたのだと。
この方が辻褄が合います。
ミレーユに与えられた4つの可能性
今日は徹底的に調べていくよ!
次に他の可能性について。
どれが正解かは分かりませんが、可能性は4つあると思っています。
- そもそも分離してない
- 分離後、主人公たちと合流する前に合体
- 分離後、精神のまま(合体してない)
- 分離後、肉体のまま(合体してない)
1.そもそも分離してない
これは私の最有力候補。
理由は上記で説明した通りです。
2.分離後、主人公たちと合流する前に合体
公式設定。
でも時間が足りないので私の中では却下。
それにあのステータスのミレーユが一人で冒険を続けた場合、無事でいられるはずがありません。
かなり無理があると思います。
3.分離後、精神のまま(合体してない)
分離後、ミレーユは精神のままで本体は見つかっていないという可能性も。
下の世界の住人に見えているのは、『夢見のしずく』を使っているだけなのかもしれません。
だってあのミレーユです。
探す時間すら勿体ないし、自分の本体よりもボスを倒すことを優先と考えてもおかしくはない。
きっと主人公たちに遠慮して、『もう合体済み』と嘘を言っているのだと思います。
・・・。
あ、でも違った!
エンディングで精神体だけのバーバラがお別れしたのに、ミレーユは関係なし。
普通に現実世界に残ったままです。
ということでこの案は却下。
4.分離後、肉体のまま(合体してない)
次は逆パターン。
ミレーユは肉体側で、精神はどこかにあるという説です。
え、そんなことがあり得るのかって?
主人公の本体は自我を持っていました。
バーバラだって肉体が亡くなったのに精神だけ生きているし、その逆もあっても然り。
ミレーユの精神が行方不明で、肉体側が自我を持った!
精神は残念ながら死亡、もしくは動けない状態にある、、
これも可能性の中の1つにはあり得る話だと思われます。
しかも主人公はライデイン、ハッサンは正拳突きを合体時に覚えたのに対し、ミレーユはホイミとかスカラだけ。
ならば合体してないという説も有力では?
うーん、でも精神のミレーユがどこにも見当たらないんだよな。
どこかに埋まっている・動けず封印の可能性も無くはないですが、占い師のグランマーズ&ミレーユが気づけないのもおかしい、、
なので泣く泣く却下。
やっぱり分離も合体もしてない説が有力かな?
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なぜ分離しなかったのか?
最後。
じゃあなぜミレーユだけ分離しなかったのか?
それはミレーユが生まれながらに持つ『魔法体質』にあるのだと思われます。
ミレーユは異常系の体質を持っているし、そもそも魔法使いなので設定的に呪い系も聞きにくいはず。
しかもレイドック王は理不尽にも船の上で襲撃されて偽物ムドーにされました。
主人公たちにそれがないのは、もしかしたらミレーユが無意識に跳ね返していたのかもしれません。
たぶん。←こじつけ。
あとはどうだろう?
ミレーユの精神状態にもあるかも。
だって夢の世界って、その人のなりたいもの・希望に合わせた存在になります。
レイドック王子だった主人公は、田舎町で可愛い妹とほのぼの生活。
大工の息子だったハッサンは、旅人武道家として世界を渡り歩く生活。
ダーマ神殿の「ピチピチギャルになりたい爺さん」だって夢の世界ではバニーガールです、たしか。
他の村人たちも、会話の内容や、夢が、理想が。
夢の世界で『形』となって現れています。
じゃあミレーユは?
ここから公式設定も踏まえて私の勝手な想像。
夢も希望も失ったミレーユ
ミレーユは幼き頃に悪い人たちに捕まり、弟テリーと離れ離れになってしまいました。
そしてどこかの国の王様に献上されたのですが、あまりの可愛さから王妃に嫉妬されて奴隷に転落。
地下牢で長い間苦しい生活を余儀なくされました。
いつしか人間不信に陥り、将来の希望もなければ夢もない。
そんな悲しい性格になってしまったのです。
月日は流れます。
なんとか地下牢から脱獄できたミレーユは、主人公たちと出会い旅に同行することに。
自分と同じような人間を作らないため。
この理不尽な世の中を変えるため。
ミレーユは頑張りました。
数多の敵を退け、あとはムドーのみ。
決戦の日は近いです。
でも志半ばで失敗。
ムドーの強靭すぎる魔法の前に、みんな吹き飛ばされてしまいます。
しかしここで異変が。
ミレーユは辛い過去の出来事・苦しい日々の連続から、楽しいこと・やりたいことが想像できなかったのです。
夢なんてない、想像すらできない。
だからムドーの力による分離を免れた。
体自体はどこかに飛ばされてしまいましたが、肉体と精神とを分けることなく、無事グランマーズによって保護されたのでした。
それを秘密にしていた理由はシンプルで、
仲間たちに悲しい性格を軽蔑されるのが怖かった。
自分だけ分離を免れたのが都合が悪くて言い出しにくかった。
ただそれだけ。
おしまい。
で、その後はどうなったの?
めでたしめでたし♪
・・・。
って、そんな訳あるか!
でも違うの?
勝手に公式設定を変えないでっ!
2人の雑談は続きます。
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