イケメンでも弱いテリーをスタメンに!姉ミレーユ一押しの弟の使い道

これはとある勇者一行(ドラクエ6)の物語。

ゲームではあまり語られることのなかった「ミレーユ」はどんな人なの?

「テリーの姉」としての努力や苦労はあるの?

 

色々と苦労している彼女ですが、そんな事はおくびにも出さないミレーユの新たな一面について書いていきます。

それでは、ご覧ください。

 

はじめに紹介

まずはドラクエ6を知らない方のために、テリーとミレーユについて簡単に紹介します。

もうそんなの知ってるよ!って方は、読み飛ばして次の章へ!

ミレーユ

 

誰もが振り返るほど美しい見た目の女性で、比較的序盤に仲間になるキャラ。

透明人間状態で困っている主人公を助け、そこから一緒に旅を進めることになる。

 

戦闘面では、魔法使い・僧侶の呪文を覚え、更には素早さも高いので、かなり頼りになる。

かといってHP・体力がそこまで低いわけでもなく、混乱耐性もある。

スタメンから外す理由が1つも見つからず、仲間になってからゲームクリアまで一度もパーティーから外すことなく使い続ける人も多いはず。

 

過去・経歴はゲーム内でほとんど語られていないが、幼いころにマフィアに捕まり、弟テリーと離れ離れになる。

その後牢屋に入れられるが、上手いこと逃亡して現在に至る。

 

テリー

 

ミレーユの弟。

ミレーユがマフィアに連れ去られたときに助け出せなかったのを悔やみ、強くなるために一人で旅に出る。

強くなるための修行も欠かさず、また、最強の剣を求めて世界を渡り歩く。

そしてイケメン男性キャラで、女性ファンも多い。

ミレーユともどもルックスが良いことから、おそらくは遺伝だろう。

 

ゲーム内では中盤からちょくちょく出て来るが、仲間になるのは終盤になってから。

敵キャラのときはあまりの強さに驚愕し、もし仲間になったらと期待していた人も多いはず。

しかし仲間になってみるとあら、びっくり。

さすらいの剣士、青い閃光と呼ばれ、強そうな雰囲気を醸し出していたくせに、とても弱いのだ。

仲間になった時点のレベルが低いだけでなく、「レベル上げして強くなっても」弱い。

素早さ以外のステータスがほとんど低く、どう活かせば良いのか頭を悩ませる。

しかも職業が戦士しかマスターしていないのが更に痛い。

このゲームはレベルよりも如何に多くの職業をマスターし、特技・呪文を覚えているかが重要で、今更テリーを使うくらいなら違うのを育てたいと思う人が続出。

説明は省くが、「ドランゴ引換券」などと不名誉なあだ名を付けられるのも頷ける。

ちなみにテリーは馬鹿にされたり嫌われることが多いキャラだが、私は嫌いじゃない。

 

スピンオフ作品では、「テリーのワンダーランド」というモンスターを仲間にして育てる「モンスター育成ゲーム」が人気大爆発。

 

その後、「イル」「ルカ」「キャラバンハート」「ジョーカー」「スーパーライト」「ウォンテッド」などなど、似たような育成ゲームが続出し、「ドラクエモンスターズ」として親しまれる。

むしろ普通のドラクエをやったことがなくても、モンスターズなら遊んだことがあるとか、モンスターズでドラクエにハマった人も多いだろう。

ちなみに私は基本ゲームをやり込むことはなかったが、モンスターズだけはやり込んだと自慢できるレベル。

それほど面白いし、何かお勧めのゲームは?と聞かれたら真っ先に答えるのがモンスターズ。

 

 

以上、説明おしまい!

それではここから、ミレーユ大好き人間兼愛好会の私が考える、ミレーユの新たな一面についてお話していきます。

 

テリーの姉ミレーユの悩み

私はミレーユ。

テリーの姉で唯一血の繋がった家族です。

私は幼い頃にマフィアに捕まったことが原因でテリーと生き別れたのですが、

勇者達と力を合わせてデュランを倒し、念願の再開を果たしました。

そして今は「はざまの世界」に旅立つ前に、装備を整えたりレベル上げをして、

最後の戦いに向けた準備をしているところです。

 

しかし、私にはデスタムーア(ラスボス)討伐と同じくらい頭を悩ましている、

気がかりな事があります。

それはもちろん弟のテリーについて。

仲間になって初めて分かったのですが、テリーには致命的な弱点があったのです、、

 

弱虫テリーとミレーユの使命

テリーが幼いころはわんぱくで、とても手の掛かる子でした。

すぐに泣くし、私がいないと何もできない。

そんな子が悪者に連れ去られた私を助けるために旅に出て、

今では「さすらいの剣士」や「青い閃光」として有名になり、

職業はバトルマスターをするほどに成長します。

姉としては立派に成長してくれて鼻高々。

とても嬉しく思っています。

しかし・・・。

なぜだかとにかく弱い!

 

仲間になるまでさんざん引っ張ったくせに、

「レベルは低い」
「武闘家はマスターしてない」
「ステータスも頼りない」

とまさかの三拍子!

力では男性陣に負け、魔法系では女性陣に負ける。

でも素早さは高いって?

唯一の長所である素早さはゲームのシステム的にランダム要素があるため、それほど意味がないのです。

仲間からの冷たい視線もあり、これでは2軍どころか馬車すら怪しい。

最悪、ルイーダの酒場でお留守番をすることになるかもしれません・・・。

 

私はこの状況を打破しなければなりません。

テリーの尊厳とポジションを守ること。

つまり、スタメン入りさせることが私の使命であり、最優先事項なのです。

デスタムーア討伐?

そんなことは二の次です。

テリーのスタメン化計画の方が、よっぽど私には重要です!

 

ラスボスを倒すよりも難易度が高いような気がしますが、私が日頃行っている苦労について、ほんの一部を紹介していきます。

 

姉の努力その1 雷鳴の剣編

今日はレベル上げの日。

勇者、ハッサン、ドランゴ、私が外で戦闘し、他の仲間は馬車で待機中です。

 

「その剣格好いいな!俺にも貸してくれよ。」

「おおー、この雷鳴の剣の良さが分かるなんて、流石はモンストルの英雄だな!
 もちろん貸してやるよ!」

「アモスばっかりズルい、俺にも触らせてくれよ。」

「お前の武器は杖だろ?」

「たまには良いじゃんかー」

「しょうがないなー」

 

何やら馬車の中から、仲間達の楽しそうなやり取りが聞こえてきます。

いつも私達は必死で戦っているのに、馬車メンバーは呑気なものです。

 

 (心の声:はっ、よく考えたらこの流れはまずい!)

 

私は素早く馬車に駆け込むと、こう言います。

「テリー、その剣は絶対に渡してはダメよ!
 一瞬たりともよ!!」

「なんだよ姉さん、ちょっとくらい良いんじゃないの?」

「ダメと行ったらダメ!
 お風呂のときも寝てるときも、肌身離さず身に付けてなさい!」

「寝てる時は厳しいよ・・・」

「我慢なさい!
 剣抱きしめてでも寝なさい!」

「良く分からないけど分かったよ。
 姉さんがそう言うなら仕方ないな」

 

 (他の一同の心の声:ちっ気づかれたか)

 

「それより姉さん、外の魔物は大丈夫なの?」

「あ、忘れてた!」

 

【ゲームあるある補足】
雷鳴の剣は、テリーがアークボルトの王様から貰った貴重な剣。。

そしてテリーのステータスがあまりにも弱いため、雷鳴の剣だけ引き剥してルイーダに預けるプレーヤーが過去に沢山いました。

ルイーダの酒場に送られたくない場合には、絶対に雷鳴の剣は装備から外してはいけません。

お宝は常に持ち歩くこと!

(ついでに炎の爪や賢者の石なんかも死守しておくと、ルイーダに送られる可能性がグッと減って◎)

 

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姉の努力その2 ダーマ神殿編

今日は皆の職業を入れ替えるため、ダーマ神殿に訪れています。

 

「姉さん、俺、魔物使いになってみようかな!
 実は憧れてたんだ!」

 

 (心の声:もしキラーマシンやスライムナイトのような強力なモンスターが仲間になったら、それこそテリーのスタメンの座が遠くなるじゃない!)

 

「でも私、モンスター恐いな」(もちろん嘘)

「じゃあ俺はバトルマスターのままで良いかな?」

 

 (心の声:ハッサンがいる以上はバトルマスターでは太刀打ち出来ないわね・・・何か他キャラと差を付けなければ・・・)

 

「何言ってるの、あなたは生粋の戦士よ?
 魔法も使えるんだから、魔法戦士にでもなれば良いじゃないの!」

 

 (心の声:魔法戦士なら強力魔法のメラゾーマやバイキルトを覚えるわ。これならもしかしたらスタメン入り出来るかも!)

 

「うーん、でもスーパースターも魅力的だなー」

 

 (心の声:そんなのバーバラの専売特許じゃない!そしたらバーバラにスタメン奪われるじゃない!)

 

「あなたは絶対に魔法戦士になるべきよ!
 絶対によ!」

「わっわかったよ・・・」

 

【ゲームあるある補足】
テリーはHPや力などが他の男性キャラに比べて弱いので、ゴリゴリのパワー系の職業にしても他のキャラには勝てません。

もしスタメン起用したいのなら、他のキャラとは違った方法を考える必要があります。

例えば素早さが少し高くて先手を取りやすいことを活かして、補助・回復係などが良いかもしれません。

(補助・回復面では他の女性陣と役割が被りますが、どうしても先手で行動した方が良い役割を与えると◎)

 

姉の努力その3 ベストドレッサーコンテスト編

あくる日、ベストドレッサーコンテストの商品を狙うべく、一行は「ジャンポルテの館」に向かっています。

 

 (心の声:ここはテリーに活躍してもらうためにも、私は仮病を使うしかないわね)

 

「勇者様、私今日ちょっと体調悪いからパスで」

「え?ミレーユ出ないの?じゃあバーバラにお願いしようかな?」

 

 (心の声:まずい、何か対策を考えなければ!)

 

「ねえバーバラ、あなたこの前、冷え性に悩まされてるって言ってなかったっけ?」

「そうなの!ミレーユ、何か解決方法を知っているの?」

「あなたいつもミニスカートでしょう?
 冷え性は体が冷えると良くないらしいの。
 あ、ちょうどこんなところにステテコパンツがあるわ!」

 

 (ステテコパンツ:装備したら格好良さ-100)

 

「うーん、一理あるけど、かっこ悪いし・・・。
 それに私それ装備できない設定よ?」

「きっと中に履けば大丈夫よ!」

 

 (心の声:中に履こうがゲームのシステム上は格好良さ-100よ!)

 

「それもそうね。
 あ、履けた!」

「あ、それとこのおなべのふた持っててくれる?
 今ちょっと手が離せなくって、、」

 

(おなべのふた:装備したら格好良さ-20)

 

「料理してる訳でもないのに、どうして持ってるの?
 まあ良いか!」

「とっても似合ってるわよ!」

 

 (心の声:しめたわ。これであなたの格好良さは合計-120よ!)

 

(勇者一同の心の声:あれ?今日のバーバラ、なんか格好悪いな・・・)

 

「今日のコンテストのことだけど、やっぱりテリーに出てもらおうかな?」

「え?理由は分からないけど、勇者様がそう言うなら俺が出るよ!」

 

 (心の声:よし、作戦どおり!)

 

【ゲーム補足】
ベストドレッサーコンテストは「格好良さ」を競うコンテスト。

勝てば商品が貰えます。

「格好良さ」は素のステータス+装備品のステータスを合計したもので競い合いますが、

ドラクエ6で格好良さが高いのは「ミレーユ」「バーバラ」で、その次にようやく「テリー」。

よっぽどのことが無い限り「ミレーユ」や「バーバラ」を使いますが、

もしテリーを使うなら、一工夫、ニ工夫が必要になります。

 

姉の努力その4 温泉編

さらに明くる日。

今日は日々の疲れを癒やすため、私たちは温泉(女湯)でまったりしています。

※温泉はゲーム本編には出てきません

 

「ねえ、ミレーユは好きな人はいるの?」

「いないわね。
 それに今は優先すべきことがあって頭がいっぱいよ。バーバラは?」

 

 (心の声:優先することがテリーのスタメン化とは決して言えない・・・)

 

「さすがミレーユは真面目ねー。
 私はねー○○△△□□・・・」←ご想像にお任せします

 

世界のために戦う女の子達でも、やっぱり普通の女の子。

普段の危険な旅が嘘かのように、ガールズトークが始まるのでした。

 

そしてしばらくすると・・・。

ドランゴが意を決したように立ち上がり、私に向かってこう言い放つのでした。

「実はわたし、ドラゴンだけど好きな人がいるの!」

 

 (心の声:これはまずいわね。とりあえず今は何とかして誤魔かさなければ!)

 

「へえー、可愛いドラゴンなの?」

「いいえ、人間の男よ。」

「でもドランゴ可愛いから、きっと他のドラゴンから(たぶん)モテモテよ、、」

「でも人間を好きになってしまったの。」

 

(うーん、どうしたものか、とりあえず逃げて後で作戦考えよう!)

 

「私のぼせちゃったから先に上がるわね!」

「お姉さん、ちょっと待って」

「あなたのお姉さんになった覚えはありません!!」

 

 

こうして、ミレーユの(別の)戦いの旅は続くのであった。

おしまい

 

【ゲーム補足】
ドランゴはアークボルト周辺の洞窟で悪さをしていたモンスターです。

一度はテリーに倒されましたが、テリーに惚れて仲間になります。

 

さいごに

本記事は原作(ドラクエ6)を元に書いていますが、時折過剰表現を含んだフィクションとなっています。

ちなみに今回の主人公「ミレーユ」はこんな計算高いキャラではありませんし、性格の良い女性です。

ドラクエを知らない方は騙されないように!

 

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