ライアンと別れたその後、孤独なホイミンは人間になれたのか?

今日はホイミンについて。

ホイミンと言えばドラクエ4第1章に登場するゆるキャラですが、ライアンと旅をしたその後について考えていきます。

さて、久しぶりに真面目に書くか。 ←駄文フラグ

 

それでは、御覧ください。

 

はじめに

ガイドブックとか小説とか漫画とかでは様々な設定がありますが、今日は全部無視。

完全に憶測というか妄想で書いていきます。

私個人が、こうだったらいいなー。

というだけなので、異論は認めます。

 

旅立つ二人

時は遡って第1章クリア時。

ライアンは勇者を探すための旅に出ると王様に伝え、1章の物語が幕を閉じます。

でもこのあとの旅の経路は一切不明。

楽しい旅だったのか?

はたまた困難が待ちわびていたのか?

誰にも分かりません。

 

ただ、人間に加担してピサロの手先を倒したホイミンは、確実に魔物界から目をつけられたはず。

きっとお尋ね者です。

懸賞金とか懸けられたかも。

そんな気がしてます。

 

それを知ってか知らずか、呑気に勇者探しの旅に出ると申し出たライアンさん。

当然ホイミンも着いていきます。

ここから命をかけた旅の始まりです。

 

ライアンとホイミンが向かった先

ライアンさんの住むバトランド地方は周りが山に囲まれた土地。

歩いて遠くに行くことはできません。

なのでおそらく一旦船に乗っての旅になるはず。

船は王様が特別に用意して、それで新しい地方へと旅に出るのです。

 

でもどこに行ったんだろう?

近場でいうと・・・

女兵士がいるガーデンブルグ?

いやいや、たぶんそこだとホイミンが入れないな。

あの城は警備が厳重だし。

じゃあ無難にブランカ?

そして後に(トルネコのおかげで)トンネルが開通するから、そのまま西に向かってエンドール地方に行ったのかな?

たしか2章と3章でライアンさんを見かけるし、辻褄はあう。

それに勇者を探す以上、人の集まりそうなエンドールに向かって情報収集するのも理にかなってる。

うん、だぶんこれだ。

そうに違いない。

 

でも待てよ?

たしかライアンさんが旅に出てから勇者たちと合流するまで10年かかったはず。

(そんな裏設定があります。)

バトランドから真っ直ぐブランカ → エンドールを目指すと、どう考えても時間軸が合わない。

ということは、

そもそもバトランドからエンドールに向かっていない。

もしくはエンドールに向かった後に違う土地に旅立ち、再びエンドールに戻ってきた。

この2つが考えられます。

 

ライアンとホイミンが別れた理由

仲の良かった二人はいつも一緒だったに違いありません。

でも5章の物語からも分かるとおり、二人はどこかで離れ離れになってしまうのです。

そしてホイミンは吟遊詩人となって勇者の前に姿を表します。

単純にはぐれたのか?

それとも願いが叶って人間になれた?

 

うーん。

どっちなんだろ?

はぐれる理由が見当たらないし、例えホイミンが人間になっていたのだとしたら、そのまま二人旅をしているはず。

ということはホイミンは一度死んでしまった?

そしてライアンさんと別れたあとに「何かのきっかけ」で人間に転生したと。

これが一番可能性がありそう。

あ、ホイミンが人間になれたけど足手まといを心配して自ら離れたという可能性もあるかも。

 

ライアンさんはホイミンが人間になったことを知らない

第5章のキングレオ戦前後の会話で分かるとおり、ホイミンは無事人間になっています。

でもライアンさんはこれを知らないみたい。

その根拠は人間になったホイミンのセリフにあります。

「ライアンさんをよろしく。
 私はライアンさんには会えない。」

たしかこんな感じのセリフでした。

 

ホイミンはライアンさんに会いたいはず。

だってあれほど二人は仲が良かったんだもの。

会いたくないはずがありません。

絶対そうです。

けれど会えない理由が何かあった。

そう、姿を見せられない特別な理由が。

それはどんなに願っても叶わない現実で、ホイミンは人間になるという夢を叶える代償にライアンさんとのお別れを余儀なくされたのかもしれません。

 

けれどなぜホイミンはライアンさんに会えないのだろう?

喧嘩するはずはないし、恥ずかしいとか?

それもなさそう。

じゃあなぜ?

不思議で仕方ありません。

 

 

そういえば吟遊詩人になったホイミンを見て思い出したことがあります。

それは第3章に登場したロレンス。

あのトルネコの用心棒をしていた吟遊詩人です。

(必須キャラではないので、スルーして気づかなかった人もいるかも。)

 

たしかロレンスは、

「歌の才能がないから魔法を覚えて用心棒をしている。」

と話します。

ちょっと待てよ。

吟遊詩人なのに歌が歌えない?

だから魔法を覚えた?

なにかおかしい。

実は逆だとしたら?

何かのきっかけでライアンさんとホイミンが別れた後、ホイミンは無事吟遊詩人に生まれ変わった。

そして食べていくために攻撃魔法を覚えて用心棒に。

あとは吟遊詩人として人間と触れ合い、そして人間の言葉を更にペラペラにするため歌の練習もしている。

そう考えると、ホイミン=ロレンスの可能性がでてくる。

でもそれだとトルネコが気づくな。

やっぱり違うか。

 

 

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第1章その後について色々と妄想してみた

以上を踏まえて、ここから私の妄想。

ライアンさんとホイミンのお話を想像してみました。

 

 

あるところに1匹のホイミスライムがいました。

彼の名はホイミン。

魔物なのに人間を目指す、それはそれは物珍しい魔物でした。

しかし、彼の周りはそれを許しません。

かつての家族・親戚・友達から仲間外れにされ、イジメられる毎日。

ときには異端者扱いまでされる始末。

しかし、それでもホイミンは諦めません。

憧れの人間になるため、密かに修行を続けます。

 

時は過ぎてホイミンにチャンスが訪れます。

なんと、心優しい人間が旅に同行することを許してくれたのです。

魔物だし、しかも力もない。

こんなボクに優しくしてくれるなんて!

ホイミンはこの人間を心底気に入りました。

その人間の名はライアン。

優しい心を持つ戦士でした。

 

二人はいつも一緒。

旅をするときもご飯を食べるときも寝るときも。

片時も離れることはありません。

そして二人で協力してイムルの事件を解決し、次は勇者探しの旅に出ることに。

二人は王様の手助けにより船を借りて、生まれ育った故郷バトランドを後にします。

 

旅はとても厳しいものでした。

知らない土地に知らない魔物。

いつも以上に神経をすり減らす毎日です。

それに村に行ってもホイミンの扱いは酷いもの。

住民から石を投げられたり、滞在を拒否されたり。

ホイミンがいるせいで、ライアンさんにも村人にも迷惑がかかっています。

これじゃあ今日も野宿かな?

二人は眠れそうな洞窟を探し、冷たいご飯に冷たい寝床で一晩を過ごします。

 

昼はデスピサロの家来からの追ってに襲われ、夜は寒い外で野宿。

そんな生活が続いては心休まることがなく、だんだん疲弊していく二人。

ここでホイミンは考えました。

「これはまずい、このままじゃ二人ともいつか倒れてしまう。
 でも僕さえいなければライアンさんは安全な村で休むことができる。」

それにホイミンの心配事はそれだけではありません。

それは戦闘能力の差。

だんだん成長していくライアンさんに対して、ホイミンはちっとも強くなりません。

それにホイミ以上の魔法も覚えられない。

いつも助けてもらって、自分がいない方が良いがする。

助けてもらって申し訳ない気持ち。

強くなれない歯がゆさ。

そんな気持ちが相まって、ホイミンはついにライアンさんの元から姿を消してしまいます。

 

ホイミンは一人になりました。

いまだに人間になる手段なんて分からないし、辛くて寂しい。

やっぱりライアンさんにも会いたい。

それでもホイミンは前に進みます。

全ては人間になるため。

立ち止まってなんかいられません。

 

ホイミンが一人になってからかなりの年月が経ちました。

ホイミンは各地で聞き込みを続け、さまざまなことを知ります。

進化の秘法、ダーマ神殿などなど。

どれも眉唾もので、しかもそれらが存在したのはかなり昔。

とても自分ひとりで復活、再現できるとは思えません。

それじゃあ他には?

ホイミンは聞き込みと修行を続けます。

 

ホイミンは遂に人間の姿になれました。

人間の姿?

そうです、ホイミンがなれたのは姿形だけ。

実はモシャスで変身しただけだったのです。

そしてロレンスと名乗り、用心棒をしながら生活を始めます。

人間のように。

だから未だライアンさんには会えません。

姿を見せるのは本当に人間になってから。

彼は人間になる日を夢見て、精一杯今日も生きるのです。

 

終わりに

ロレンスとホイミンを同一としたのはかなりこじつけでしたが、まあ良いか。

じゃないとロレンスに対する違和感が私の頭から離れません。

※この考えは無理やりすぎるので、確実に別人です。

 

それからホイミンがマスタードラゴンや神様的存在に助けてもらって、無事転生することも考えました。

でもそれも違う気がする。

だってドラクエ4ってかなり理不尽だから。

不幸になる人は多いし、理不尽の連続。

そんな中、ホイミンだけが普通に幸せになれるなんて思えない。

そう考えています。

 

今日はここまで。

それでは!

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コメント

    • こにー
    • 2023年 5月 27日

    公式が出してるモンスター物語か何かに何があったか書かれてますよ。

      • ウォン
      • 2023年 5月 28日

      あ、公式設定あったんですね!
      というかそんな本があったんですね、、

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嫌いなもの:魔王

 

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