王様騙してちいさなメダルをドッサリ交換!ドラクエ4悪人流景品の集め方

これはとある勇者一行(ドラクエ4)の物語。

何やら怪しい二人組が密談しています。

 

「ねえトルネコ。
 このちいさなメダルって、この(ドラクエ4)世界に32枚しかないのよね?」

「これはこれはマーニャさん。
 その通りです。
 大変貴重なものですから、絶対になくさないでくださいよ?」

「当たり前じゃない。
 でもどうしよう?
 どのアイテムと交換するか迷うわ。」

「ムッフッフ。
 それなら私にいい考えがありますよ。」

 

トルネコはまたも悪いことを考えているよう。

今日この二人は、一体どんな悪さをするのでしょうか?

 

偽造

「マーニャさんはモシャスを使えますか?」

「いいえ使えないわ。
 だってあんな呪文、使いどころがないんだもの。」

「普通はそうですよね。
 でも、例えばここにあるゴミクズをモシャスで小さなメダルに変えてみては?」

「それは素晴らしい考えだわ。
 これで景品が大量に貰えるわね!」

「でもマーニャさんがモシャスを使えないんじゃどうしようもない、、
 諦めて別の方法を探しましょう。」

「大丈夫よ。
 ちょっと待ってなさい。」

 

そう言ったマーニャは、村の外へと向かって駆け出します。

一体どこに向かったのでしょうか?

 

強くなったマーニャ

マーニャが駆け出してから幾ばくかの時間が過ぎた頃です。

取り残されたトルネコはどうしていいか分からず、その場で1人あたふたしています。

そして一度宿に帰って休もうかと思った丁度その時、突然いなくなったマーニャがこちらに向かってダッシュで戻って来るのでした。

 

 

「待たせたわね。」

「いえいえ。
 それよりどこに入っていたんですか?」

「ちょっと草むらよ。」

「ああ、トイレですか。」

「違うわよ!
 アタシはアイドルだからトイレなんて行かないんだから!」

「そんな嘘を付かなくても。。
 じゃあ何をしてたんですか?」

「レベル上げに決まってるじゃない。」

「マーニャさんは既に魔王よりも強いのに。
 これ以上強くなってどうするつもりですか?」

「モシャスを習得するための特訓よ。
 だってこれがないとお金儲けできないでしょ?」

「まさか、こんな短時間で覚えてきたのですか?」

「当たり前じゃない。
 このアタシを誰だと思っているのよ?」

「この世界ではモンスターを除いて勇者様とシンシアしか使えないはずの魔法なのに。
 やっぱりマーニャさんはさすがですな。」

「もっと褒めなさい。」

 

 

どうやらマーニャさんは、この短期間でモシャスを習得したよう。

凄すぎます。

さすがマーニャさん!

私たちファンの期待を裏切りません。

 

こうしてモシャスを手に入れたマーニャたちは、ちいさなメダル偽造に向け、さらなる準備に取り掛かるのでした。

 

綿密な作業

「じゃあ後はちいさなメダルを増やすだけね。」

 

じゃらじゃらじゃらじゃら。

マーニャがモシャスと呟くと、かき集めたガラクタがちいさなメダル(もどき)へと变化します。

そして抱えきれない程の大量のちいさなメダルがマーニャの手からこぼれ落ち、辺り一面に散らばるのでした。

 

「このぐらいあれば十分かしら?
 それとも、もっと増やしとく?」

「凄すぎですよマーニャさん。
 敵にしなくて本当によかった。」

「でしょ?
 アタシは凄いのよ。」

「でもマーニャさん、この小さなメダルはただ増やせばいいというわけではないんですよ。」

「どうして?」

「ここをよく見てください。
 ここに製造番号があるでしょ?」

「本当だわ。」

「同じ番号が二つ存在してはバレるので、違う番号にする必要があるんです。」

「さすがトルネコ、頭が切れるわね。」

「どうもどうも。
 そしてこの世界には32枚の小さなメダルがあるので、番号は33番以降から作る必要があります。」

「でもそんなことをして、あのメダル王にばれないの?」

「大丈夫ですよ。
 あいつはずっと椅子に座っているだけの世間知らず。
 この世に小さなメダルが32枚しかないなんてそもそも知りません。」

「それなら大丈夫ね。」

「それより、マーニャさんのモシャスで製造番号を変えながら作ることはできるのですか?」

「もちろんよ。
 歴代最強魔法使い(自称)と錬金術師の娘の血を見くびるんじゃないわよ。」

「た、頼もしい。」

 

マーニャたちは小さなメダルを偽造していきます。

バレないように製造番号を変え、一枚一枚、丁寧に作り込んでいくのでした。

 

 

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メダル王の城

メダルを大量に手に入れたマーニャたちは、さっそくメダル王の城へと向かいます。

 

 

「よく来たなマーニャたちよ。
 して、例のブツは持ってきたであろうな?」

 

メダル王はちいさなメダル欲しさに既にソワソワしたご様子。

それを見たマーニャたちは、大量に偽造した小さなメダルをここぞとばかりに見せびらかします。

 

「もちろんじゃない。
 これを見なさいよ。」

「ほう、これは凄いな。
 しかし、一度にこんなに大量に集めてきた者は初めてじゃ。
 何か怪しい匂いがするな。」

「そ、そんなわけないでしょ。
 アタシにかかればこれくらい造作ないわよ。」

「しかしだな・・・。」

「それとも、勇者の仲間であるこのアタシを疑うの?
 もう小さなメダルを持って来てあげないわよ?」

「う~む。」

「早く景品を持ってきなさい。
 そういうルールなんだから。」

「わかったわかった。
 ワシが悪かった。
 お主らを信じようぞ。」

「分かればいいのよ。」

 

こうして、マーニャたちは大量の小さなメダル(偽)を使って景品と交換していきます。

そして急いで景品を袋に詰め込んだ後、バレないうちにそそくさと来た道を帰っていくのでした。

 

おしまい。

 

おまけ

「ねえトルネコ、もしアタシがモシャスを使えなかったらどうするつもりだったのよ?」

「その時はですね。
 3Dプリンターを買ってメダルを作ろうと思っていました。
 値が張る分初期投資はかかりますが、すぐにペイできたでしょう。」

「相変わらずゲスいこと考えるわね。」

「それほどでも。
 フッフッフ。」

 

おまけ2

「あら姉さん、ようやく帰ってきたわね。」

「今日は仕事してたから遅くなったのよ。
 それより見てよ、この景品の数々!」

「すごい大量ね。
 『はぐれメタルヘルム』に『しあわせのぼうし』に『きせきのつるぎ』に『天罰の杖』まで・・・。」

「これってちいさなメダルの景品よね?」

「そうよ。
 よく分かったわね。」

「でも姉さん、これ何かがおかしいわよ?」

「え?」

「それ、凍てつく波動!」

 

ミネアが凍てつく波動を唱えると、景品だったものがガラクタへと変わっていきます。

マーニャたちがガラクタを小さなメダルに変えていたように、なんとあのメダル王も同じ手口で景品を増やしていたよう。

 

「あのくそじじい。
 今度会ったらただじゃおかないわよ。」

「でもお互い様でしょ?
 姉さんはホントに馬鹿なことしかしないんだから。」

 

こうして、マーニャたちの1日は幕を閉じます。

次はどんなことをするのでしょうか?

 

悪巧みは続く。

 

おまけ3

アリーナ
ねえブライ、アタシも小さなメダルが欲しくなったわ。
ブライ
集めるのは良いのですが、姫は王族ゆえ、あんな悪人みたいな野蛮な増やし方をしてはなりませぬぞ。
アリーナ
分かってるわよ。
それにこれはネタ記事でしょ?
アタシができるわけないじゃない。
ブライ
それなら大丈夫です。
メダルの集め方なら、こちらの記事が参考になりますぞ。
アリーナ
何これ?
ブライ
シリーズ別にメダルの集め方をまとめたものです。
ちいさなメダルに関する歴史がここに詰まっていますぞ。
アリーナ
これは便利ね!
勉強嫌いのアタシでも簡単に覚えることができるわ!

 

 

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5章シリーズ一覧

 

【それ以外のドラクエキャラ紹介】
それから、他のドラクエキャラ紹介を見たい方はこちらから。

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今は2つの世界(ドラクエ6・サマナーズウォー)を旅して回っている。

そのうち世界を救うらしい。
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