デスピサロの寄り道。魔界装備欲しさにエッグラチキーラからカツアゲ

これはとある勇者一行(ドラクエ4 6章)の物語。

ロザリーの力でデスピサロを復活して仲間にしたマーニャたちは、次の行き先について話し合っています。

 

前回記事

こちらは前回記事の続きとなっております。

デスピサロが仲間になったお話はこちらから。

 

あわせて読みたい!

 

 

次はどこ行く?

「さーて、デスピサロも仲間になったことだし、とっととエビルプリーストの奴をやっつけてやるわよ。」

「マーニャ、ちょっと待ってくれ。」

「どうしたのよ?
 新入りのあんたに決定権なんてないわよ?」

「それよりもこれを見ろよ。
 この貧弱な俺の装備を!」

「別にいいじゃない。
 あんた元から強いから大丈夫でしょ?」

「お前らだけ天空装備やらはぐれメタル装備やら整えてズルいだろ?
 俺だってちゃんとした装備が欲しいんだよ。」

「しょうがないわね。
 そこの武器屋で何か買ってやるから我慢しなさい。」

「何言ってるんだ。
 俺の装備といえば魔界装備だろ。」

「魔界装備?」

「エッグラチキーラを倒すと貰える俺専用の装備だ。
 呪文やブレスへの耐性もあるし、防御力もピカイチだ。」

「そんなものがあるのね。
 しょうがないから手伝ってやるわ。」

 

こうして、マーニャたちは再び隠しダンジョンへと進んでいきます。

新入りのデスピサロに先陣を切らせ、楽して最下層まで到達するのでした。

 

エッグラチキーラ再び!

「いたわよ。
 卵も鶏もどっちだっていいじゃない。」

 

 

「それより俺の装備はどこだ?」

「倒せばもらえるんじゃないかしら?」

 

ここからマーニャたちとエッグラチキーラの戦いが始まる。

 

 

(5分後)

「お前ら強いな、この魔界の盾をくれてやるよ。」

 

 

「それだけか?
 どうせなら装備一式全部くれよ。」

「だめだめ。
 一度の戦いで渡せる装備は1つずつっていう決まりなんだ。」

「仕方ないな、また出直してこよう。」

「出口はそこの火山が便利だぞ。」

「いや、遠慮しておく。」

 

エッグラチキーラとの戦闘に勝つと、写真の中の戦士から装備が外れ、ゆっくりと落ちてきます。

どうやら1度勝つごとに1つだけ装備が貰えるみたい。

 

 

マーニャたちは魔界の盾を受け取り、来た道を戻ります。

そして一度ワープして1つ手前のダンジョンに行き、その後そそくさと今いる場所まで戻ってきたのでした。

 

 

それは何故かって?

実はこのダンジョン、一度ダンジョン外に出なければいけないと勘違いしてる人が多いですが、そうではありません。

一度ワープして戻ってくるだけですぐにボスと再戦できるのです。

しかし、連戦できるほどの体力があればの話ですが・・・。

 

3度目~のエッグラチキーラ

出直してきたマーニャたちは、すぐさま次の戦いを挑んでいきます。

そして魔界の盾に引き続き、剣・鎧と入手。

 

 

あれほど強そうだった戦士は兜とパンツ一丁だけに。

ただのオッサンへと成り果てます。

 

 

「この調子ね。
 後は兜だけよ!」

「案外苦労せずに全部集まりそうだな。」

 

 

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5度目の戦い

マーニャたちは5度目のエッグラチキーラを倒し、誰もが兜をもらえると確信した時にそれは起こります。

なんと写真のオッサンが履いているステテコパンツが脱ぎ捨てられ、ひらひらと目の前に落ちてくるのです。

こんなことは誰が予想できたでしょうか・・・。

 

 

「って、何でステテコパンツなのよ!
 こんな使用済みパンツいらないわよ!」

「まったくだな。
 言っておくが俺は装備しないからな。」

「でもせっかく貰ったんだからトルネコにでもあげましょうか。」

「ぜひそうしてくれ。」

 

トルネコ
私だって要りませんよ。

 

6度目の戦い

マーニャたちは6度目の戦いを挑みます。

オッサンが身につけている装備もあとは兜だけ。

終わりはもうすぐです。

 

 

6度目のエッグラチキーラにも勝ち、次こそは兜が貰える!

と思ったそのとき、またもや悲劇が起こります。

なんと写真のオッサンが見に纏っている、最後の砦である『世界樹の葉』が剥がれ落ちます。

ついにオッサンは首より下がすっぽんぽんになってしまいました。

 

オッサンごめんなさい。

ここまでするつもりはなかったんだけどさ・・・。

許してよ。

 

 

さすがに罪悪感を感じ始めたマーニャ達でした。

 

7度目の戦い

「今度こそラストバトルよ!
 さすがにもう兜以外身に纏ってないわよね?」

「お、大丈夫のようだな。」

「ついに揃ったわね。」

「オッサン感謝する。
 この恩は忘れないからな。」

 

 

デスピサロは最後の装備である魔界の兜を手に入れます。

そして満足気に身にまとい、帰ろうとした時の事です。

 

「おいお前ら、もう戦わないのか?」

「だって用ないじゃない。」

「聞いて驚け!
 もう一度俺たちに勝つと、この写真のオッサンが飛び出てくるんだ。
 そして移民の町に行くんだぞ!」

「そんな裸のオッサンいらないわよ。
 さあさあ、みんな早く帰りましょ?」

「そんなひどい!
 イベントなんだから最後までやり遂げてくれよ!」

 

マーニャたちはイベントを途中で放棄!

裸のオッサンと寂しがるエッグラチキーラを残して家路につくのでした。

 

おしまい。

 

補足

この写真のオッサンはGピサロと言うらしい。

読み方は『グランピサロ』。

ちなみにデスピサロとはまったく関係ないそう。

そしてこのオッサンは魔界装備を身につけていたことから、ただの人間ではないはず。

デスピサロ同様に魔族であるか、特殊な人間であることが予想できます。

ただ、グランピサロの正体はゲーム中では名言されておらず、永遠の謎です。

 

それともう1つ。

このオッサン、移民の町に招待するとオカマに変身します。

見た目はこのままですが。

興味がある方はぜひチャレンジを!

 

ただ、10ターン以内にエッグラチキーラを倒す必要があるので、そこそこやりこむ必要があります。

レベル上げないときついです。

やるなら万全の体制で。

 

つづき

次回、いよいよ裏ボスとのラストバトル!

 

あわせて読みたい!

 

 

6章シリーズ一覧

 

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そのうち世界を救うらしい。
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